顔に比べて無防備になりがちな部分ですが、首の皮膚は顔と同じく薄く、縦に走る大きな筋肉があり、よく動かすところなので、シワやたるみができやすいところです。
乾燥と紫外線防止に気をつけましょう。

◇手入れのポイント
日常のお手入れで顔に化粧水や乳液をつけたときに、首までつけることが大切です。下から上へとひきあげるようにつけると効果的です。
また、首専用クリームでマッサージをおこなうと皮ふの新陳代謝を高め、はりとうるおいを与えます。
できたシワを目立たなくさせるためにも保湿は必要です。しわがあっても、やわらかくなった肌では目立たないはずです。


◇首のマッサージ
首専用クリームを中指の第一関節にのるくらいの量をとり、両手の手のひらに十分広げます。

マッサージは、両手の手のひら全体を使って、下から上へとすりあげるようにおこないます。

左手で首の中央にある鎖骨の間から始めて、右側面まで、次に右手でも同じように左側面まで交互に6回づつおこないます。

親指で首の後ろのくぼんだ部分を押します。
首の後ろで両手を組み、肩から頭に向かって手のひらの厚い部分で揉みます。
さらに支えた両手にのせるように頭を倒し、首筋を伸ばします。

頭頂部に手を置き、ゆっくりと5秒くらいかけて首を真横に倒し、側面を伸ばします。
力を入れず、手の重さを使うような気持ちで。左右交互に気持ちよさを感じるまで数回ずつ。


◇日常での注意
首のしわを防ぐためには、日頃から本を読んだりするときに、頭をあまり前へ倒さないように気をつけましょう。
また就寝時の枕も高すぎると、首の横じわがはいりやすい状態になるため、首の正面に1本横じわがはいるようなら、もう少し低めの枕にするとよいでしょう。
紫外線防止ケアも必要です。日中は日やけ止め効果のある化粧品を使い、スカーフなどで首筋をかくしたり、日常の紫外線から肌を守ることも大切です。

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