シェービング剤

乾いているヒゲの硬さは銅線とほぼ同じです。普段私達が思っている以上に硬いものです。そんなヒゲを毎日剃るのですから肌には負担がかかるのです。

そこで必要なのが、ヒゲを柔らかくし、肌との摩擦をやわらげるシェービング剤です。体を洗う石鹸ではなく、専用のシェービング剤を使うのがベストです。

◇シェービングフォーム
カミソリと肌の間でシェービングフォームの泡がクッションとなりますので、ソフトな感覚でヒゲを剃ることができます。ヒゲの薄い人・肌荒れの気になる人に向いていると言えるでしょう。

使用量の目安は、ピンポン玉2個分くらいです。
利き手でないほうの手のひらを軽くくぼませて、ちょうど手のひらのくぼみにのるくらいの量です。
一度にたくさんとると、手のひらに広げたときに、泡がたれおちやすくなるため、2回くらいにわけて使うことをおすすめします。

両手の手のひらで広げた後、ひげがはえているところに均一の厚みになるように広げていきます。足りない部分は、もう一度手のひらに出して、同様につけたしていきます。ひげ全体がかくれるくらいの厚さがおおよその目安です。

カミソリ負けや肌あれがひどいときは、使用をひかえましょう。


◇シェービングジェル
ジェルは水分を多く含み、肌にピッタリと密着する為、シェービングフォームに比べてヒゲを柔らかくする力が優れています。深剃りが可能な為、ヒゲの濃い人や剃り残しが気になる人に向いていると言えるでしょう。


◇プレシェーブローション
ドライシェービングで電気カミソリを使う前に使用します。カミソリの刃のすべりをよくするため、スムーズにひげそりができます。

肌が荒れないためにエモリエント成分や保湿成分が配合されています。
タンニンなどの収れん剤で肌を引き締めて、ひげを立たせたり、球状粉末などを配合して電気かみそりのすべりをよくしたりします。

洗顔後に十分ひげの水分をとって乾いた状態にしてから使います。
粉末が入っている場合が多いので、ふたをきちんとしめた状態で、よく振っておきます。
利き手でないほうの手のひらに、3~4滴出し、両手の手のひらに軽く広げたあと、ひげが生えているところになじませ、軽くひげの部分を叩くようにしてつけましょう。
足りない部分は、もう一度手のひらに出して、同様につけたしていきます。全体にむらなく均一につけることがポイントです。

粉末入りのローションは、こぼすと白くなって衣類を汚すことがあります。一度にたくさん出すとこぼれる原因になりますので、気をつけてください。つけすぎると、カミソリがなめらかにすべらなくなる場合もあります。

アルコールが入っているため、カミソリ負けや肌あれがひどいときは、使用をひかえましょう。
目に入らないように注意しましょう。

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