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サンスクリーン剤2

サンスクリーン剤の上手な選び方と使い方です。

◇選び方
購入のときは機能、SPF値、形状などはもちろん、自分の肌に合っているかどうかを見極めて選ぶようにしましょう。

どれくらいのSPF値のものを選べばいいかは紫外線の感受性によって違います。

日本人の場合、高感受性の人の割合は5%程度。
95%の人は、日常生活で浴びる紫外線に対してはSPF10やPA+のもので十分です。
海外のリゾート地で一日紫外線を浴びてもSPF値20のサンスクリーン剤で十分といわれています。
SPF値と紫外線防御率の関係を調べたものでは、SPF10で90%以上の紫外線をカットするようになり、SPF30以上は、紫外線防御率はほとんど変わらないという結果が出ています。

高感受性の肌の人が、紫外線の多い海外のリゾート地に出かけて一日中過ごしたときに必要なSPF値は42。
平均的な日本の都市で日光浴したときでSPF値34くらい。

購入したらいきなり使用せずに、耳の後ろや腕の内側などに少量を試し塗りして異常が出ないかどうか確認してから使いましょう。
特にSPF値の高いものは人によって刺激を感じたり、かぶれをおこすこともあるので要注意です。

水泳や汗をかくスポーツをする場合には「耐水性」にも気をつけましょう。

ベタベタするので日焼け止めクリームをあまり使いたくないひとは、パウダータイプのファンデーションを使うのも1つの方法です。
ただ、外出が多い人や、夏場などは、やはりファンデーションだけでは不十分ですから、クリームでしっかりガードして、紫外線対策を心がけましょう。


◇塗り方のポイント

塗るときは少しずつ手に取り、ムラなくのばします。
厚く塗ると白っぽく見えたりべたついたりして嫌う人もいますが、薄すぎると効果が減ってしまいます。

たとえば指定された使用量の半分しか塗らなければ、そのSPF値の半分かそれ以下の効果しかありませんから、気をつけてください。

塗った状態のままならサンスクリーン剤の効果は5~6時間もちます。
しかしこすったり汗をかいたり、話したり笑ったり、ハンカチで押さえたり、サンスクリーン剤はどんどんはがれてきます。
ですから2~3時間おきに塗りなおした方がいいようです。

またサンスクリーン剤を塗ると毛穴をふさいでしまいますから、特に思春期の子供が使用した後はキチンと洗顔をする必要があります。

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