デコルテ

女性のバストはデコルテが支えています。
ハリが損なわれてくると、デコルテが貧相になりバスとも垂れてきてしまいます。
デコルテには皮脂腺や汗腺があまりありません。そのため、自然の保護膜が形成されにくく顔よりも乾燥しやすい部位。
また皮下組織も少ないのでタルミやしわができやすい構造。目元などと同様、皮膚が薄くデリケートなのです。

コスメが浸透しにくいので、デコルテには専用のアイテムを使って。
手元にないときはボディ用よりもフェイス用のほうがベターです。


◇保湿
スキンケアの基本は保湿
デコルテは皮脂も少ないのでうるおいと油分を同時に補うことができるアイテムがお勧めです。
乾燥が特に気になる部分には顔と同じようにローションパックを。
デコルテまでカバーできるシートマスクを使うか、コットンにローションをたっぷりつけたものを使って。
特にシワが気になる首元に。


◇美白
顔に使う物でいいですから、美白用の乳液やクリームをデコルテにもつけましょう。
また、デコルテと首にも日焼け止めを塗り、紫外線対策を忘れずに。


◇角質ケア
デコルテは服による摩擦などで角質がたまりやすいところです。古い角質はニキビの原因になりますし、コスメの浸透を妨げます。
ゴマージュを試してみましょう。
入浴後の柔軟な肌におこなえば肌に負担がかかりません。週に二回くらいのケアがお勧めです。

半身浴で皮脂をふやかします。バストの下あたりまでのぬるめのお湯に、汗が出てくるまでゆっくりつかります。

体を洗います。ニキビができる人は専用の洗浄剤もあります。

ゴマージュを両手の手のひらにとってデコルテにおき、外から内側に向かって円を描くようになじませます。
ゴマージュは刺激の弱い、粒子の細かいものを。

右側のデコルテから首筋に向かってやさしくマッサージするようにしてゴマージュをなじませます。左側も右手を使って同様にします。

浮かせた角質を両手をギザギザに動かして肌から絡めとり、洗い流します。


◇パック
週一回位を目安にデコルテに疲労感を感じたときに取り入れてみましょう
タルミや保湿、疲労回復など自分の肌が欲しているパックを上手に選ぶのがコツです。


◇マッサージ
両手で首を包み込み、首のしわを伸ばすような感覚で、やさしく上から下に左右交互に2~3回さすりおろします。
次に 鎖骨の下の胸筋を中央から外に向けて、少し押しながら5~6回さすります。反対側も同じように。
胸の上にある大胸筋をくるりと回しながら押し、筋肉を刺激します。左右5~6回ずつ。

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