背中

背中は目に付きにくいためについ手入れを怠りがち。
ざらついていたりニキビが出来ていたりしていないか、さわって確かめてみましょう。

◇背中の乾燥
背中が乾燥して痒いときは、ボデイミルクを背中につけて肌を柔軟にし、保湿します。
入浴剤もしっとり系のものを使うと効果があるかも知れません。

もし掻いて傷などがあればそれを直し、治ってから保湿ケアをしましょう。
風呂上がりに、かゆみ止め効果のある消炎剤をつけてみてください。

肌着やねまき類も柔らかいタイプのものを選びましょう。

また、かゆみがなかなかとれないときは、アレルギーなどの心配もあります。皮膚科医に診てもらってください。ひっかき傷は炎症なので、その部位の角質層は健康な状態ではなく乾燥しやすい状態になっています。それがカサつきの根本的な原因であると考えられます。


◇背中のニキビ
背中や胸の中央は皮脂腺が多く皮脂分泌が活発なため、ニキビができやすくなります。
ニキビのできやすい部分をこすりすぎないように加減しながら、麻か綿のタオルでていねいに洗いましょう。

それで治らなければ、にきび用の薬や化粧水をつけてましょう。
背中用もありますが、顔用でも構いません。にきび用がなければ、pHバランスを整える化粧水を。
逆さにしても使えるスプレー状の専用ローションもあります。
ローションをつけるための、棒にスポンジをつけたグッズや、コットンを棒に取り付けるものなどを使っても。


◇泡パック
ニキビがひどいとき、スペシャルケアとして石鹸で泡パックをしてみましょう。
湯船に使ってから、シャワーを3分程度背中に当てます。
気持ちいいと感じる温度で。湯気が立つくらい

皮脂を除去する酵素やAHA配合の固形ソープを泡立て、肌あたりのやさしい板刷毛などを使って背中になじませます。
脂っぽいと感じる部分全体を覆うのがコツです。

板刷毛は舞妓さんが白塗りをするときなどに使われる、日本古来の伝統的な刷毛です

2~3分後に泡をシャワーでしっかりと流します。
肌に泡が残ると却ってニキビの原因になるので、くれぐれも注意してください。


◇背中のマッサージ
両手を後ろに回し、背中部分の、腕の付け根のくぼみと肩甲骨を、親指以外の四本の指で押し、コリをほぐします。

肩甲骨の下辺りから、越にかけて贅肉がついた部分を中心に、両手を使ってぎゅっとつかんでいきます。

背中の上部からお尻にかけて、手のひらをしっかり当てて、リンパの流れをよくするようにさすりおろします。


◇腰周りのマッサージ
両手を腰の後ろに回し、腰についた贅肉を摘むようにもみます。
場所を変えてもみながら、腰全体の脂肪を刺激するのがポイントです。

背骨の脇の部分を点線状に、上から順に押していきます。

腰から下腹の方向に向けて少し強めにさすります。親指の腹を使うとちょうどよい強さになります。
老廃物をそけい部にあるリンパ節に流す感覚で10回程度繰り返します。

腰から今度は胸のほうに向かって斜め上に向けて強めにさすって老廃物を流します。
腰の肉を前面に持っていくような感覚で10回程度繰り返します。

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