水虫

日本では成人の3割が水虫を持っているといわれています。
白癬菌というカビが原因です。

◇水虫の種類
以下の3つのタイプがあります。

趾間型(しかんがた)
足の指の間がふやけて痒くなる

小水疱状型(すいせいほうじょうがた)
小さな水泡ができ、乾いてぽろぽろ剥けるもの

角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)
かかとなどの角質が厚く堅くなってしまうもの


◇予防と対策
浴場、プール、共通のスリッパを使う病院など、足が触れる公共の場所から戻ったら足だけでもすぐ洗いましょう。
菌が皮膚に入り込むのに24時間くらいかかるので、それまでに。

白癬菌は湿った環境を好みます。
お風呂上りにはタオルでよく拭いて、湯上りのほてりが取れてからベビーパウダーなどをはたいて乾燥させるようにします。

蒸れやすい革靴やブーツは必要なときだけにして、できるときにはサンダルなどには着替えて蒸れにくくしておきます。

不潔にしていなくてもうつることはありますが、できることはしておいたほうが安心です。


◇注意
水虫はとても痒いもの、と思われがちですが、かゆみを伴わないタイプのものもあります。
一度直ったと思って治療をやめてしまうと直良なりきらないままになります。
最後までしっかり治療しましょう。

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