ブラッシング

◇朝のブラッシング
表面のデコボコをなくすようにブラッシングします。光の反射が均一になり、艶が出ます。
ロールブラシや、柔らかめの豚毛ブラシなどで、テンション(力加減)をかけてブローします。


◇シャンプー前のブラッング
まず毛先をほぐすようにブラッシングします。
次に髪の根元をブラッシング。毛穴の汚れが浮き出し、シャンプーの効果も上がります。
摩擦が少なくなるように猪毛などの、目が粗めのブラシを使うのがコツです。


◇シャンプー(タオルドライ)後のブラッシング
表面のからまりや癖をなめらかにしておくことで、翌朝のブローが驚くほど簡単になります。

ヘアクリームやオイルを上から下へなじませます。パサツキのひどい毛先部分は、手で挟んでしっかりと栄養分を浸透させます。
髪の毛の表面のからまりや癖を直すため、頭に沿ってブラッシングします。
ナイロン製の粗いブラシなどを使います。


◇注意点
髪を乱暴にとかすと、髪に想像以上のダメージを与えます。例えば、髪の根元から毛先まで一気にとかした場合、もつれが毛先近くに集まり、それを無理にとかそうとすると、髪に大きな力がかかります。その結果、毛先近くのキューティクルがはがれたり、コルテックスが裂けたりして、枝毛、切れ毛の原因となります。
ブラッシングするときは、まず毛先のもつれをとき、次に中ほどから毛先に向かってとかし、最後に根元からとかすようにします。
また、ぬれた髪はとても傷みやすく、目の細かいブラシやくしを通すのは禁物です。髪がぬれているときは、目の粗いくしやブラシで、軽く流れを整える程度にしておきましょう。


◇ヘア用ブラシの材質
ナイロン製・硬質プラスチックでまばらなものは髪のもつれをほぐすときに適しています。ブラッシングのはじめなどに使います。目の粗い木製のクシなどもよいようです。

ナイロンの束植えブラシは、ブラッシング用です。植毛が密すぎず、表面がなめらかで弾力に富んでいます。ナイロンブラシは静電気が出やすいですが、近年では、イオン処理を施した静電防止ブラシもあります。枝毛・切れ毛の原因となる静電気の発生を抑えることが出来るためおすすめです

豚毛、猪毛、馬毛などの天然毛は、髪にツヤとうるおいを与え、静電気も防ぎます。
ブラッシング用、またはブローでくせやうねりを伸ばしたり、カールや流れをつけたり、流れを整えてツヤを出したりするのに適しています。
ただし、髪の毛に絡まりやすく、絡まると抜け毛の原因にもなるため、ブラッシングに使うときは、目の粗いブラシ、木製のクシなどで、髪のもつれをといてから、ゆっくりブラッシングしてください。

ブラシは細菌が繁殖しやすい為、手入れも忘れずに。

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