髪の乾かし方

頭皮の水分を長時間そのままにしておくと細菌が繁殖しやすく、フケやかゆみの原因になります。

◇タオルドライ
ドライヤーをかける前に、しっかりタオルドライすることで、ドライヤーを使う時間を少なくすることができます。

まず毛先の水分を軽く拭き取ります。タオルで髪を押しはさみながら拭くのがポイントです。

つぎに根元から全体を拭きます。
髪をタオルでおおい、タオルの上からポンポンと軽くたたくような感じで、十分に水気をふきとります。

粗い櫛で軽くとかして、水分を毛先に集めます。
また一から同じようにふき取ります。

髪の毛同士をこすり合わせると、キューティクル同士がこすれ合って髪の傷みの原因になるので注意しましょう。

タオルを巻いて5分くらいおきます。これは乾燥しすぎないようにです。

◇ドライヤーの使い方
ドライヤーは髪から10cm以上離し、ドライヤーを左右に振ります。
乾ききって髪が熱くならないように、温風と冷風を切り替えながら乾かします。

まず全体を軽く乾かします。

髪の根もとを中心に、内側から外側へ乾かします。
髪の根もとに温風が行きわたるように、中に指を通して、地肌を軽くこするように動かし、内側の根元にも温風を送ると、早く乾きます。
ロングヘアの場合は、頭を下向きにすると、内側や根もとが乾かしやすくなります。

半乾きの状態になったら、次に毛先まで乾かします。毛先は乾きが早いので、根もとを乾かしている間に自然に乾いていることがあります。横から風を当てると、その勢いで髪が乱れてしまうので気をつけて。

髪がぬれているときは、キューティクルがはがれやすいので、ブローをするときは、髪が半乾きになってからブラシを使います。


◇注意点
夜、シャンプーして就寝する場合は、ぬれたままだとキューティクルを傷つけ、傷みの原因になります。また寝ぐせもつきやすくなります。しっかり乾かしてから寝ましょう。
朝、シャンプーする場合や、パーマのウエーブを出すために髪をぬらす場合も、髪の根元だけは乾かすようにしましょう。

乾かしすぎは髪が傷む原因になるので気をつけましょう。ぬれた髪はなかなか温度が上がらないので、髪がぬれている間は、熱による傷みはそれほど心配しなくて大丈夫ですが、髪がある程度乾いてきてからは注意が必要です。髪を手でさわって熱いと感じたら、要注意。ダメージを起こす可能性があります。

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