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育毛剤・ヘアトニック

やせほそっていた毛髪を元気にする効果を持つ薬剤です。ローションタイプ、スプレータイプなどがあります。
頭皮を清潔にし、頭皮を適度に乾燥させ、毛母細胞(毛の根元にあり毛を作る細胞)に栄養を送るなどの働きがあります。

主に含まれている成分は、チンキ剤といわれる漢方の植物エキス濃縮成分です。
主なものに、トウガラシ・オウゴン・センブリ・チンピ(ミカンの果皮)などがあります。

◇使用量
ローションタイプ
1カ所に1~2滴、頭全体に6カ所を目安につけます。
容器の口を頭皮に当てるくらい近づけるとつけやすくなります。

スプレータイプ
中味の出る方向をまず確かめます。
容器をよく振り、頭皮にスプレー口を2センチ程度(人差し指の第一関節が目安)近づけ、1カ所に約1秒、頭全体に8~10カ所を目安にスプレーします。

◇使い方
髪を小分けにしながら、頭皮につけます。
たれ落ちするおそれがあるため、すばやく指の腹でなじませながら全体に行きわたるようにします。

頭頂部に両手の中指を置き、頭の丸みに沿うように、両耳の上端に親指を置きます。それより前が前頭部、後ろが後頭部です。前頭部に3~5カ所、後頭部に3~5カ所につけます。

その後、ヘッドマッサージします。マッサージすることによって、血液やリンパ液の循環を促し、新陳代謝を高め、頭皮(とうひ)、毛髪の成長を高めます。

朝晩などに1日1~2回使うとよいでしょう。
特に、シャンプー後は、頭皮が柔軟になり浸透力が高まりるので、より効果的です。ただし、シャンプー後はよくタオルドライしてから使いましょう。洗い流さないトリートメントなどと併用する場合は、育毛剤を先に使います。


◇注意点
前頭部につける際は、たれ落ちするおそれがあるため、目に入らないように顔を少し上に向けてつけましょう。
パーマ、ヘアカラー直後は、頭皮(とうひ)がデリケートな状態になっていますので使わないようにしましょう。

育毛剤だけに頼らず、まずシャンプーやスキャルプトリートメントで頭皮と毛穴を清潔にすることが肝心です。頭皮が皮脂でつまっていたり、汗ばんでいると、育毛剤が浸透しにくいです。
肌が脂っぽい人は頭皮も脂っぽく、肌が乾燥しやすい人は頭皮も乾燥しやすい人が多いようです。また肌と同じように季節によっても頭皮の状態は変化します。

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