化粧水の種類

◇柔軟(アルカリ)性化粧水

アルカリ性(水酸化カリウムや炭酸ナトリウム等)作用により、硬く、厚くなった角質層の表面を溶

かして軟らかく滑らかにして、皮膚表面を清浄にします。

角質を軟化する事で、水分や保湿成分等の角質層への浸透性を高めます。

皮膚の弱い人は使用に注意が必要です。


◇保湿化粧水(モイスチュアローション)

洗顔後の肌に、水分や保湿剤を補給するための化粧水です。

グリセリンやヒアルロン酸、NMFなどを補給して、乾燥を防ぎます。


◇収れん化粧水(アストリンゼントローション)
皮膚を引き締めて整える事を目的とした酸性化粧水です。
クエン酸やリンゴ酸等の収れん作用によって、毛孔や汗孔などが引き締められ、皮脂や汗の分泌を抑えます。
肌にひんやり感、ひきしめ感を与えます。
脂性肌や体温が上昇して汗や皮脂の分泌が多い夏季に適しています。
また、メイク前に使用すると、化粧下地を整えて化粧くずれを防ぐ効果があります。


◇カーマイン(カラミン)ローション
化粧水にカオリンや酸化亜鉛などの顔料を配合したものです。
日焼け後のほてりなどを鎮めるための化粧水で、油の層と水の層と粉末が分離していて、よく振ってから使います。
清涼感を強く出すためカンフルを配合したものもあります。

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