保湿

肌は皮脂腺から分泌した皮脂と汗腺から分泌した汗が作る、皮脂膜に覆われています。皮脂膜は、角質層の水分の蒸発を防ぎ、外部刺激から皮膚を守ります。

皮脂の分泌が多すぎると、にきびなどができてしまいますが、皮脂膜がなければ肌荒れ、カサつき、シワなどのトラブルにつながります。
美容液、乳液、クリーム等で、保湿しましょう。

◇美容液の使い方
清潔な手に適量の美容液を取り、手のひらで暖めます。暖めた美容液は、必ず指先に取ってから使います。中指と薬指の腹を使いよく顔に馴染ませましょう。
特に乾燥しがちな目もとや口のまわりなどの部分は丁寧に馴染ませていきます。


◇乳液、クリームの使い方
クリームは手の甲にのせて、指先で適量をのばしてから使います。
指先に取って適量を額、頬、鼻、あごの五点に置いていきます。塗るのではなく置く感じでつけます。乾燥しやすい頬には多めにのせるのがコツです。
顔全体に丁寧に馴染ませます。乾燥しやすい目の周りはデリケートな部分なので、特にていねいにのばしていきましょう。
手のひらで顔を包む手のひらパックで浸透力がよくなります。


◇油分の功罪
クリームなどの、油分を多く含む化粧品は、使いすぎると、肌荒れ、にきび、吹き出物の原因になる可能性があるため、注意が必要です。
しかし、適度な油分は肌につやとなめらかさを与え、化粧のノリを良くします。

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